LGBTQ教育を考えるVol.2「カミングアウトとメンタルヘルスの現状」

LGBTQ教育を考えるVol.2「カミングアウトとメンタルヘルスの現状」

2021年01月30日04:00

【オンライン】

【LGBTQ教育を考える Vol.2】
第2回目のテーマは「カミングアウトとメンタルヘルスの現状」です。
2019年に実施したLGBTs(エルジービーティーズ)を対象にした全国インターネット調査(有効回答数10,769人)では全体の59.6%に小・中・高いずれかでのいじめ被害経験があり、2016年調査(15,064人)でも58.2%とほぼ同様の結果が示されています。
いじめ被害に遭った当事者が、周囲から助けてもらえた・かばってもらえた割合はわずか3割程度ということもわかっており、教育現場へのさらなる働き掛けが急務です。性的指向と性自認の多様性を尊重する、人は違って当たり前であるという認識を学齢期の早い段階から持てるように働き掛けることも求められ、そのためには、何より授業の実施です。
オンラインサロン「かず部屋」では日高教授が20年来に渡って実施してきた膨大な調査の結果を貴重なエビデンスと捉え、LGBTQの教育を考えます。
後半には日高教授が監修と一部シナリオを執筆した教育映像「LGBTsの子どもの命を守る学校の取組ー危機管理としての授業の必要性」の視聴をします。
教育映像「LGBTsの子どもの命を守る学校の取組ー危機管理としての授業の必要性」

【プログラム】
13:00〜14:00 講演(約60分)
14:00〜14:40 映像(約40分)
14:40〜15:00 質疑応答(約20分)

【プロフィール】
日高 庸晴(ひだか やすはる)
宝塚大学看護学部 教授
日本思春期学会 理事
厚生労働省エイズ動向委員会 委員

略歴:京都大学大学院医学研究科で博士号(社会健康医学)取得。カリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部エイズ予防研究センター研究員、公益財団法人エイズ予防財団リサーチレジデントなどを経て現職。 法務省企画の人権啓発ビデオの監修や文部科学省が 2016 年 4 月に発表した性的指向と性自認に関する教職員向け資料の作成協力、文部科学省幹部職員研修、法務省の国家公務員人権研修、人事院のハラスメント研修などの講師を務め、国や自治体の事業に従事している。

【かず部屋とは?】
YouTuber かずえちゃん主宰によるLGBTQ ALLY(アライ)のオンラインサロンです。
メンバー同士の交流はもちろん、イベント企画・運営、Zoomなどを使っての勉強会や交流会などを定期的に開催しています。セクシュアリティや性別、年齢、国籍…などを問わず集まった人たちで「なに」が出来るかを考え「行動」して「アライ」を増やしていきたいと思っています。自分も一緒に何かしたい!誰かと繋がりたい!LGBTQについて学びたい!ワクワクしたい!など興味のある方は是非一緒に活動してみませんか?

【日時】
2021年1月30日 (土) 13:00〜15:00
※オンライン限定

【視聴方法】
YouTubeライブ配信機能を使用してのオンライン限定配信になります。

【注意事項】
お申し込み後のキャンセル、返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。
講演中の画面をスクリーンショットやカメラなどにより録音・録画・ダウンロードすることを禁じます。

注意:掲載後、開催日等予定を変更されているイベントもございますので最新情報は掲載されている主催者へご確認ください。

オンライン LGBTQ アライ

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