N.Yで起きたある赤ちゃんとゲイ・カップルの実話『Our Subway Baby』から考える、日米同性カップル家族の未来。

N.Yで起きたある赤ちゃんとゲイ・カップルの実話『Our Subway Baby』から考える、日米同性カップル家族の未来。

2021年08月11日10:00

【オンライン】

ニューヨークの地下鉄で自分の家族をみつけた、ある赤ちゃんとゲイ・カップルを描いた絵本、『Our Subway Baby(ぼくらのサブウェイ・ベイビー)』。

実話を元に優しいタッチのイラストで描かれた本書は、BBCニュースや日本のTV番組でも話題となり、世界中から注目を集めています。そして現在、この絵本の日本語版の出版をめざしてクラウド・ファンディングを実施中。日本語版の翻訳者は、ジャーナリストで元中日新聞(東京新聞)ニューヨーク支局長の北丸雄二さん。

イベントでは、アメリカのLGBTQ+を巡る状況に詳しい北丸雄二さんをお招きして、日米同性カップル家族の違いや、今後目指すべきところなどについてお話いただきます。子どもに家族の多様性を伝えるだけでなく、大人には、日本で多様な家族が未だ認められない障壁はどこにあるのかを訴えかけてくる『Our Subway Baby』では、ゲイ・カップルの人生を 2回ほど大きく左右させる1人の女性弁護士が登場します。司法の需要性や、その日米の違いについても解説いただく予定です。

 
アメリカでこの素敵なストーリーが誕生するまでには、約一世紀にも及ぶセクシュアル・マイノリティの闘いがありました。『LGBTヒストリーブック』(サウザンブックス社)の訳者で、近刊書籍『愛と差別と友情とLGBTQ+』(人々舎)の著者でもある北丸雄二さんには、その歴史、人々の葛藤や友愛についても語っていただきます。昨今、日本で流通しているLGBTQ+という言葉が空洞化していかないためにも、多くの方にお伝えしたい内容です。
 
どなたでもご参加いただける無料イベントです。こぞってご参加くださいませ!

【出演】
ゲスト:北丸雄二
司会:宇田川しい

北丸雄二
ジャーナリスト、コラムニスト。中日新聞(東京新聞)ニューヨーク支局長を経て1996年から独立。長年にわたりNYから日本向けに米政治・文化などのほか、LGBTQ+情報を発信。2018年から拠点を東京に移す。ラジオやネットメディアでニュース解説の傍ら、『LGBTヒストリーブック』『フロント・ランナー』『完全版 ノーマル・ハート』等の訳書も刊行、ブロードウェイの日本公演版台本『ヘドウィグ&アングリー・インチ』『ボーイズ・イン・ザ・バンド〜真夜中のパーティー』『アルターボーイズ』などの翻訳も多数手掛ける。近刊に日米社会評論『愛と差別と友情とLGBTQ+(仮題)』。東京新聞毎金曜に時事評論『本音のコラム』連載中。

宇田川しい
ライター。編集者。ゲイ・アクティビスト。LGBT関連の書籍をクラウド・ファンディングで出版するシリーズ、サウザンブックスPRIDE叢書編集主幹。LGBTイシューをメインにマイノリティの人権やカルチャーについて考える雑誌『Over』編集長。

【プログラム】
19:00  トーク開始
20:30  質疑応答
21:00  イベント終了  

クラウド・ファンディング実施中!
ニューヨークの地下鉄で自分の家族を見つけた
ある赤ちゃんとゲイ・カップルの実話
『Our Subway Baby(ぼくらのサブウェイ・ベイビー)』を翻訳出版したい!

【参加方法】
参加費:無料
定員:なし
対象:どなたでも参加いただけます
申し込み方法:
Peatixからチケットをお申し込みください。開催前日までに、オンライン配信する「Zoom」会議室URL等をご案内します。

注意:掲載後、開催日等予定を変更されているイベントもございますので最新情報は掲載されている主催者へご確認ください。

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