シティズンシップの教室/第3回「ジェンダーとシティズンシップ」ゲスト:松岡宗嗣さん

シティズンシップの教室/第3回「ジェンダーとシティズンシップ」ゲスト:松岡宗嗣さん

2022年08月23日10:00

【オンライン】

シティズンシップの教室」は、「シティズンシップ=市民であること/市民としての権利」を包括的に学ぶクラスです。第3回目は、「ジェンダーとシティズンシップ」をテーマに考えていきます。

「シティズンシップ」は、市民であることや市民としての権利のことを意味しますが、なんだか広くてイメージできないような気がします。

しかし、包括的に「シティズンシップ」というものを学ぶ機会は、大人も含めて少ないと思います。そこで、グリーンズの学校にて「シティズンシップの教室」と題して、3回に渡ってゲストをお招きし、3つのテーマから「シティズンシップ」というものについて考えていきたいと思います。

第3回目は一般社団法人fair代表理事であり、当事者の視点から情報を発信している、松岡宗嗣さんをゲストにお迎えして、「ジェンダーとシティズンシップ」について考えていきます。
(第1回目はこちら)
(第2回目はこちら)

シティズンシップの概念は「平等」と切り離せないもので、その平等を達成するために、市民一般の資格や権利をさすだけではなく、今まではシティズンシップの享有主体とみなされてこなかった外国人や子どもに対し、認められるべき地位や権利について議論される場面が増えていると思います。

つまり、具体的条件に即したシティズンシップの追求や要求がみられるようになってきました。

それまで通念や法によって限定づけられていた地位や資格や権利に自ら気づき、それにやむを得ず従っていた人たちが、自らの状況や切実な体験を押し出しながら、その権利確認を求めるといった活動が見られるようになってきたと思います。

なかでも、「ジェンダーとシティズンシップ」という形で捉えられるべき問題は、同性婚の法制化や選択的夫婦別姓など、現実味を帯びてきたものの一つだと思います。

(参考:「シティズンシップにおけるジェンダーと平等――フランス政治とパリテ(男女同数制)をめぐって――」宮島喬)

そこで今回はジェンダーにまつわる問題に対して、市民としてなにができるのか、松岡さんのお話を通じて考えていきたいと思います。

【開催概要】
日時
2022年8月23日(火)19:00-21:00

こんな人におすすめ
・ジェンダーにまつわる問題に関心があるひと
・「ジェンダー」や「セクシャリティ」など、言葉は聞いたことがあるけれどよくわからないひと
・シティズンシップについて考えたい人

開催方法
オンライン会議ツールZoom
※Peatixで事前にお申込みいただいた方に当日のリンクをお送りします。
※アーカイブ視聴の場合は、翌日から1週間視聴できるURLをお送りします。

参加費
無料

定員
40名(リアルタイム参加)
※申し込みは先着順です。定員に達し次第申し込みを締め切らせていただきます。

締め切り
2022年8月 23日(火)18:00

※ご質問がある方は【よくある質問】をご確認ください。
https://school.greenz.jp/faq/
その他のお問い合わせは school@greenz.jp まで!

講師プロフィール

松岡宗嗣
愛知県名古屋市生まれ。明治大学政治経済学部卒。政策や法制度を中心とした性的マイノリティに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、HuffPostや現代ビジネス、Yahoo!ニュース等で多様なジェンダー・セクシュアリティに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。著書に『あいつゲイだって - アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)、共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)、『子どもを育てられるなんて思わなかった - LGBTQと「伝統的な家族」のこれから』(山川出版社)など

モデレーター

内藤千裕
1997年新潟県燕市生まれ。中央大学文学部教育学専攻卒業。既存の学びのあり方に違和感を持ち、「日本の教育を変えたい!」と思い大学に進学。卒業後、株式会社アスノオトに所属しつつ、フリーランスとしても活動。「みんなが市民であると思える社会」「迷惑をかけ合って生きていける社会」を目指して活動している。noteにて執筆・発信もしている。https://note.com/soymaru0102/
テレビドラマから現代社会のあり様を見ることが趣味。

注意:掲載後、開催日等予定を変更されているイベントもございますので最新情報は掲載されている主催者へご確認ください。

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