ヒップホップxジェンダー 〜あっこゴリラさんと考えるフェミニズムとヒップホップ〜

このイベントは、我々がどのようにHip-Hopと向き合っていくべきなのかを、ジェンダーという学問領域を用いながら、多角的な視点から探っていくものです！今回は、ラッパーのあっこゴリラ様のご意見を聞きながらの開催となります。正解を求めるのではなく、議論することの大切さに焦点を当てながら、より深くHip-Hopを知ることを目的としています。もちろんあっこゴリラ様から専門的な知識を学ばせていただける貴重な機会であることは間違いありません。しかし、本イベントは我々Voice Up Japan ICUという学生団体内のイベントチームが主催するイベントですので、Hip-Hopを愛してやまない若者・学生という立場に寄り添った内容のお話になります！

【ヒップホップとジェンダーについて】

2017年にアメリカの音楽業界においてRockを超えて「最も売れたジャンル」となり、2019年度にはアメリカで最も再生された100曲の内52％を占めたHip-Hop。その影響力は単なる音楽の１ジャンルという枠を超えて絶大なものとなっています。現代日本においてもHip-Hopは若者を中心に支持され、MCバトルの盛り上がり等と共に人気ジャンルの地位を確立しています。しかしながらHip-Hopシーンは偏ったホモソーシャルな一面も持ち合わせており、それは歌詞の中に多く見られるミソジニック・ホモフォビックな表現等に滲み出ていることを、このジャンルを鑑賞する上で我々は看過すべきではありません。しかしながら、Hip-Hopの生まれ故郷であるアメリカに比べ、日本ではHip-Hopのネガティブな一面に対しての議論・批判は殆ど為されておらず、Hip-Hopという舶来のカルチャーの表層のみをすくい取り鵜呑みにしているのが現状です。そんな現状への問題意識から始まったのがこのイベントです。

【イベント詳細】

日時：2022年10月14日 20:00-21:30
開催形態：オンライン（Zoom）
主催団体：Voice Up Japan ICU支部
ゲスト：あっこゴリラ様
進行言語：日本語
無料イベント

Zoomセミナー形式ではなく、Zoom Meeting上でイベントを行いますので、リアルタイムで主催者や登壇者とコミュニケーションを図ることができます。

Peatixでお申し込み完了後、メールにてZoomリンクをお送りいたします。

【登壇者プロフィール/ About the Speaker】

あっこゴリラ様

東京都練馬区出身のラッパー。2016年「TOKYO BANANA」をリリースするとともに本格的にラッパーとしての活動を開始。2017年1月には、「CINDERELLA MCBATTLE」において優勝。2018年にリリースしたメジャーでのファーストアルバム「GRRRLISM」より、フェミニズム的なメッセージを多く含んだ作品を発表し続けている。また、東京のFM局・J-WAVE「SONAR MUSIC」のナビゲーターを務めるなど、精力的に活動中。