聖書と力関係を考える 第2弾 クィア批評

聖書と力関係を考える 第2弾 クィア批評

2023年01月10日10:00

【オンライン】

オンライン勉強会「聖書と力関係を考える」
第二弾「クィア批評」

講師:安田真由子
進行:臼井一美

クィアな人々の視点で見れば、歴史の中にも聖書の中にも、「女と生きる女たち」や「男たちのロマンティックな関係」、「ジェンダーを撹乱する人たち」などが浮かび上がってきます。また、聖書の登場人物たちは、当時の「男らしさ」や「女らしさ」といった規範に従うこともあれば、大胆に、クィアに、それらを揺るがしていくこともあります。
「聖書は同性愛を受け入れているか?」といった、うんざりするほど繰り返されてきた(そして差別を助長するような)問いからさらに一歩踏み込んで、もっとクィアでもっとわくわくするような聖書解釈を、一緒に模索してみませんか?

*日時:2023年1-5月・第2火曜・19-21時
*方法:Zoom(見逃し配信あり)
*料金
全5回 ¥6,000(寄付付きもあります!)1回 ¥1,500(相談受付可)
【料金について】
*収入が(ほぼ)ない方は、相談を受付けます。下にあるメールアドレスまでご連絡ください。
*「1回」をお申し込みの方は、peatixのメッセージもしくはメール(queerpocobible@gmail.com)にて、出席なさりたい回をお知らせください。(例:「第3回出席希望」 など)
*寄付について
みなさまからいただく寄付は以下のことに用います。
①講座を継続的に行うための基金
②主催者が支援する団体への寄付

*プログラム内容:
第1回 1月10日 はじめに〜クィア批評とは
第2回 2月14日 聖書のクィア批評の歩み
第3回 3月14日 クィア批評で聖書を読む1
第4回 4月11日 クィア批評で聖書を読む2
第5回 5月9日 まとめと対話

*各種連絡先
queerpocobible@gmail.com
Facebook: @queerpocobible
Twitter: @queerpocobible
Instagram: @queerpocobible

*主な登場(人)物
【講師:安田真由子(やすだまゆこ「まゆちゃん」】
新約聖書読む人 。2021年シカゴルーテル神学校博士過程終了(Ph.D.)。
現在、ルーテル学院大学講師。専門はルカ福音書およびフェミニスト、クィア、ポストコロニアル批評。主な関心は終末論とホントロジー。どうにもならない現実をどうにかしようとするよりも、「こうじゃない世界」の空想にふけってしまう。見た目は派手だが思考は暗い。どこまで暗いことを言っていいものか、いつも逡巡している。あ、明るく言えばいいのかも?「ようこそダークサイドへ!」

【進行:臼井一美(うすいかずみ「かずちゃん」)】
ふだんは、いのちや人権のために某NGO ( Non-sutoppu Gattsuri Oshigoto)ではたらく。
2010年日本聖書神学校をなんとか卒業した。今回は、まゆちゃんと一緒に企画するのが楽しすぎて本業を忘れそう。フワフワしているように見せかけといての、厳しくて熱い一面も。どこまでもクィアな感じに抵抗&反規範。思考は暗く絶望を見つめており、完全にダークサイドのメンバー。最近、自分でお迎えした「家父長制ボコる用」の指輪がお気に入り。

【主役(?):新約聖書】
出自は不明なるも、気づけば聖なる書物として持ち上げられてウン世紀。権力者の手にかかれば人々を奴隷にしたり、人々から土地を奪ったり、女に沈黙と従順を強いたり、同性愛者たちを裁いたり、と暴力の道具に様変わり。そのくせ、「愛」とか「平和」とかが決め台詞。矛盾もはなはだしい。うーん、そんなあなたはいったい何モノ...?

【名脇役(?)・真の主役(?):あなた(参加者募集中)】
参加のしかた次第では、主役にも名(迷?)脇役にも。可能性は無限大。「こんなこと知りたくなかった」「もう考えたくない」と思ってからがクライマックス。学びのお供に役立つ持ち物は「疑問」や「好奇心」、そして「互いへの敬意」(くれぐれも「荒ラシ目的」や「差別主義」はおうちに置いてきてくださいね)。

ふるってご参加ください!

注意:掲載後、開催日等予定を変更されているイベントもございますので最新情報は掲載されている主催者へご確認ください。

クィア セミナー オンライン LGBTQ

関連イベント