8/12(土)日本Lばなし第22話「クローゼットで生きてきた50年間、そしてこれから。 」《ゲスト:カナさん(隠れズ)》

8/12(土)日本Lばなし第22話「クローゼットで生きてきた50年間、そしてこれから。 」《ゲスト:カナさん(隠れズ)》

2023年08月12日04:30

【東京】新宿

◆内容:

2015年ごろを機に、カミングアウトする人が徐々に増えてきてはいるものの、
性的マイノリティの多くは今もクローゼットの状態で暮らしています。
今回のゲスト、カナさんもその一人です。

重度の障害のあるきょうだいと、その世話をする完璧主義の母と一緒に暮らす中で、「母を苦しませてはいけない」と、
自分の大切なアイデンティティを口にできずに生きてきたカナさん。
ゲイ男性との友情結婚、うつ病、家族の事故、パートナーとの別離など数々の過酷な経験を通して、「もはや自分らしさがわからないほど多くの嘘を重ねて生きてきた」と話します。

一方で、クローゼットという存在を可視化しようとチーム「隠れズ」として東京レインボープライドで歩いたり、
「結婚の自由をすべての人に」東京第二次訴訟の原告になって婚姻の平等を訴えたり、
大学院で性的マイノリティと家族に関する研究をしたりと、クローゼットながらも粘り強く活動する強さも持ち合わせています。

カナさんを長年苦しめてきた、性的マイノリティであり、女性であるがために感じる「抑圧」。
社会や家族の中に存在するこの「抑圧」の正体は何なのか。なぜ私たちは口をつぐまなければいけないのか。
会場で同じ時間を共有し、一緒に考えませんか?

◆ゲスト:カナさん(隠れズ、「結婚の自由をすべての人に」東京第二次訴訟原告)

クローゼットで生きるパンセクシュアル。
結婚・出産をして家族を安心させるため、同性パートナーと暮らしながらゲイと友情結婚をするも、破綻。
2013年、クローゼットのLの存在を可視化しようと「隠れズ」を結成、約50人で東京レインボープライドを歩く。
2015年、同性婚の人権救済申し立ての署名活動に参加し、申立人の一人になり、
2021年に「結婚の自由をすべての人に」東京第二次訴訟の原告に。
現在は臨床心理学を学ぶ大学院生。

◆日時: 2023年8月12日(土)13:30-16:45(13:15開場)

◆会場: ウィズ新宿 3階 会議室
 東京都新宿区荒木町16番地
 ※エレベーターがありません。お手伝いが必要な方は事前にご連絡いただけると助かります。

◆参加費: 以下の三択から選んでお申込みください(要事前申込み)
 A:参加費+カンパ 1,500円
 B:参加費 1,000円
 C:学生・その他経済的事情のある方 500円

◆定員: 40名
 ※定員に達し次第、締切ります。
 ※セクシュアリティ問わず、どなたでも参加いただけます。

◆申し込み: https://paflhistory22.peatix.com

◆主催・問い合わせ: パフスクール pafschooloffice@gmail.com

注意:掲載後、開催日等予定を変更されているイベントもございますので最新情報は掲載されている主催者へご確認ください。

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