映画『新宿ボーイズ』上映会 by プライドシネマ

映画『新宿ボーイズ』上映会 by プライドシネマ

2024年06月15日05:00

【東京】

PRIDE monthにちなみ、90年代、約30年前のトランス男子達の貴重なドキュメンタリー映画を上映します。

日時:2024年6月15日 (土) 14:00-16:30
会場:AiSOTOPE LOUNGE (新宿)

14:00 開場
14:30-15:25 上映
15:35-16:05 アフタートーク
16:30 閉場

アフタートーク:黒川鮎美、若林佑真、Mizuki Tsuji
料金:2,000円 (1ドリンク付)
定員:申込先着80名 (18歳以上)

舞台は、日本を代表する人気おなべバーの一つとして一世風靡した「ニュー・マリリン」。

世界中でセクシュアル・マイノリティを取り巻く状況は目まぐるしく変化してきたけれど、社会は、人々は、僕達は、昔と今で何が違って、何が違わないんだろう?
トランスジェンダーのコミュニティはどう変わった?
魅力的な彼らの口から率直に語られることとは?

彼らが過ごした街・新宿にある、ここアイソトープラウンジで、当時にタイムスリップしてみましょう。
現在と30年前の新宿の街並みの変化にも注目です。

上映後は素敵なゲストを迎えアフタートークを行います。どうぞお楽しみに!

『新宿ボーイズ』
1995年/監督:キム・ロンジノット、ジャノ・ウィリアムズ/イギリス/音声:日本語・英語/字幕:日本語/53分/カラー

新宿歌舞伎町のおなべバー、ニュー・マリリン。そこで男性として生きることを決意した3人のホストをカメラは追った。

たくさんのガールフレンドに囲まれモテモテのGAISH。時に見せる冷たい態度が女性の心をくすぐる。ホルモン注射を打ったTATSUは、どのお客さんにも分け隔てなく優しいと人気だ。そしてニューハーフのくみと暮らしているKAZUKI。
カメラは、ジェンダー・アイデンティティや性的指向、セックスライフについて率直に語る彼らの姿を映し出す。

映画監督キム・ロンジノットは、これまでにも『肝っ玉おばちゃん(Rough Aunties)』、『イラン式に離婚するなら?(Divorce Iranian Style)』、『義理の姉妹(Sisters In Law)』など様々なドキュメンタリー作品で数多くの賞を受賞している。抑圧や苦難に抗する女性に焦点を当て、女性の生き方について描いた作品を発表してきた。『新宿ボーイズ』に描かれるテーマは、一見すると日本的な家父長制に縛られた社会に抵抗する女性の自分探しの物語と思うかも知れないが、実はそうではない。彼ら「ボーイズ」が男性として生きる選択をした理由はもっと個人的なところにある。

黒川鮎美:
1985年生まれ。京都府出身の映画監督・俳優。
2021年1月末に、音声SNS「クラブハウス」を通じて、LGBTQ当事者の声に触れたことをきっかけに、LGBTQがテーマの「手のひらのパズル」を監督兼主演として製作。国内外の映画祭15箇所で入選を果たし、話題を集めた。

若林佑真:
1991年生まれ、大阪府出身。
生まれた時に割り当てられた性別は女性で、性自認は男性のトランスジェンダー男性。同志社大学在籍中から演技のレッスンを受け、卒業を機に上京。
俳優、舞台プロデュースの他、作品監修、講演活動など多岐に渡り活動している。
2024年公開の映画「52ヘルツのクジラたち」トランスジェンダー監修・出演。

Mizuki Tsuji:
1988年生まれ、東京都出身のDJ・クリエイター。
DJとして国内外のパーティーでプレイする傍ら、価値観のアップデートをテーマとした様々なイベントをオーガナイズしており、海外からトランスジェンダーのセレブやアクティビストを招待するなどし、トランス当事者らの交流を支援する取り組みを行っている。
多様な性をエンパワーするアパレルブランド「Binders Japan」プロデューサー。

MadeGood films:
数多くあるドキュメンタリー作品の中から、世界で高い評価を受けた最高品質の作品を厳選し皆様にお届けしています。毎月「新作プレミアム・ドキュメンタリー」として長編ドキュメンタリーが最低1作品ラインアップに加わり、世界中のカルチャーや出来事を凝縮した短編ドキュメンタリーや、写真特集が毎週1作品ずつ更新されます。これら全てのコンテンツが、月額750円でお楽しみいただけます。
https://www.madegood.com

注意:掲載後、開催日等予定を変更されているイベントもございますので最新情報は掲載されている主催者へご確認ください。

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